究極のツーリングバイクを考える 第09回・理想のコーナリング(マシン)

極限のバンク角、
ヒザどころかヒジまで路面に接触してしまう
果敢なライディングフォームで
コンマ001秒でも速く走ることを目指す
MotoGPライダーと自分達はまるで違います。
それでは公道で目指す理想のコーナリングとは
いったいどんなものなのでしょう。

20170804_GP034713.jpg

自分の場合はバイクの排気量や
速度、バンク角などとは全く関係なく、
ただ気持ち良くコーナリングできることが理想です。
何て曖昧な表現なのでしょか。

まっすぐな道を淡々と走るのも
悪くはありませんが、
バイクの楽しみは
何と言ってもコーナーリングです。
どんなコーナーでも
基本的に楽しくは走れますが、
気持ち良く走ることは
中々上手くできません。

バイクには彼此30年以上乗っているのに、
自分でもハッとするくらい
コレは……と言う
理想に近いコーナリングが出来たのは、
たった数回です
ある種のライディングハイと表現したら
良い様な状態でのコーナリング……、
それを求めて(もちろんそれだけでは無いのですが)
走り続けていると言っても良いくらいです。

あくまでいまの自分が考える
理想のコーナリングを、
あえて言葉で表現してみましょう。
そうするとMotoGPで行われている様な
身体を大きくをオフセットするフォームや、
いわゆるヒザ擦りとは対極にある様な
ライディングが理想なのです。

基本的には腰は全くずらしませんし、
カッコ悪いのでヒザなんて開けません。
ブレーキレバーやステップへの入力は
限りなく優しくスムーズにします。
余計な動きを極力マシンに与えずに
コーナーへの進入時から脱出まで
安全マージンをしっかりとりつつ、
フロントタイヤの接地感や
リアタイヤのトラクションを
全身で感じながら必要な旋回力生み出して、
見えているラインに乗せていく……
と、言葉にしてしまえば
たったこれだけのことなのです。

ですが最近ではバイクに乗る機会が
昔に比べ激減してしまってます。
ラインが見えたりラインを読むのさえ
一苦労する有様です。
機械やバイクのせいにするのは嫌ですが、
理想的なフロントブレーキのタッチ……
ブレーキレバーから伝わるフィーリングも
中々得ることができません。
タイヤの接地感、サスのフィーリング、
スロットルでの出力コントロール、
ステップやシートへの抜重や荷重、
そうした全てを司る
己自身のライディングに至っては
何をか言わんやです。

そんな風にライディングを
頭の中で構築してみたり、
マシンのハンドリングや
旋回性を思い描きながら
イメージトレーニングしてみます。
そうするとこれまで自分が乗って来た
様々なバイクとの、
いろんなシーンが脳裏に蘇って来ます。
どのバイクとも本当に楽しい時間を
共に過ごして来たのは間違いないのですが、
その中でも特別思い出深いと言うか、
いま自分が考える
理想のコーナリングに少しでも
近づくことを手助けしてくれそうな
モデルがあります。

そう……できれば
次期購入バイクはそうしたバイクが良い……、
と言うかそのバイクそのものにするのが良い、
だけどどうして、
そしてなぜ、
自分はこれまでそのバイクを選択せずに
他のバイクを選び、
何台も乗り継いで来てしまったのでしょうか。
話の方向性が変わって来てしまったので、

また別のエントリにて
この続きを話したいと思います。

Thanks My Motorcycles :-)

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3 Comments

のらきむ  

惚れた女と惚れたバイクは別れたはずなのにいつまでも夢に出てきて心に引っかかります。
理屈じゃないんでしょうね。

2017/08/04 (Fri) 22:09 | REPLY |   

Ken  

こういう記事、今までありそうで読んだことがありませんでした。私も、昔、レーサーの真似をして走っていたことがありました。でも、モトクロスを少々かじってみると、ロードでの走り方がかなり変わったのを思い出します。迷走さんのような表現力がないのでうまく言えないのが歯がゆいですが。あと、サーキットと公道では、周辺へのきの配り方がちがっているかもしれません。いずれにしても、バイクでのコーナーリング。奥が深くてたのしいのだけは知っているつもりです。

2017/08/04 (Fri) 23:15 | REPLY |   

迷走  

>拍手コメントをいただいたJ.T.99さん

整備と洗車大切ですよね。
バイクでもクルマでも洗車すると
調子が良くなるように思うのは
果たして気のせいでしょうか?
私も原付やスクーターでさえも
気持ち良くコーナリングできると思いますが、
原付やスクーターでさえ上手く曲がるのは
難しいと思ってます。
むしろそうした排気量の方が、
ある種ごまかしが効く大排気量よりも
シビアだとさえ思います。

そう感じられるバイクは
もちろん過去に乗っていたあるモデルです。
また続きエントリを読んでいただけたら幸いです。
コメントありがとうございました。


>のらきむさん

バイクを手放すには様々な理由がありますが、
必ずしも飽きたり嫌いになって
手放した訳ではマシンには余計に
未練があるのかもしれません。


>kenさん

好きなバイクの話にしても、
ライディングの話にしても
セッティングや整備の話にしても、
バイクに対する思いって人それぞれ
信じる方向性がかなり違ってたりします。
それ故、宗教に例えられたりします。

ですから今回の私のエントリの理想論なども、
無数の論理の星粒のようなひとつでしかありません。
ですがkenさんもおっしゃっているように、
誰もがバイクの楽しさについては良くわかっていて、
そこに関しては世界のバイク乗りに
共通の思いなのではないでしょうか。


2017/08/04 (Fri) 23:41 | EDIT | REPLY |   

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