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ほんの少し先の未来・HONDA Riding Assist

米国ラスベガスで開催中のCES 2017で、
HONDAがライダーが乗っていなくても倒れない
モーターサイクル自立機構Riding Assistを
世界初公開しました。
ツーリングやバイクのある日常を
より楽しいものにする提案だそうです。

20160107_Honda Riding Assist

ASIMOなどの研究開発で培った
バランス制御技術を応用して
ライダーが乗っている状態でも、
誰も乗っていなくても倒れずに自立すると言う
HONDA Riding Assist……詳細は
動画を観ていただきたいのですが、
コレスゴイです。


You Tube>Honda Riding Assist

@別冊モーターサイクリストによると……

ライダーが少しバランスを崩しても、
バイク自体がバランスを保つことで、
低速走行時や停止時のふらつき、
取りまわしの際の転倒リスクを軽減します。
通常の走行時には、
既存の二輪車と同等の操縦性を
実現しています。
ツーリングやバイクのある日常を
より楽しいものにする提案です。(以上、ホンダリリースより) 
メカのキモはキャスター角可変装置、
速度によって大きく変化して操安性を制御する

……そうです。

勿論、根本的な安全性や、
現実の道路における使用……
例えば路面自体が基本カマボコ状の
公道ではどうなのかとか、
坂道では使えるの?とか気になる点は
いっぱいあります。
重量増やコスト面も気になります。
ミニテレレバーと言った機構の仕組みや、
どうしてバランスが取れるのかも
詳細解説を待ちたいところです。

自動運転とか少し未来の技術には、
いつもそれいる?と疑問を呈さずには居られませんが、
コレは素直に欲しいと思ってしまいました。


追記>
リスペクトしているブロガーさんの一人
樹生和人さんの
風のV7
北道逍遥  -バイクライディングin北海道Ⅱ-でも
ホンダが自分で立ち続けるバイクを発表。
と題し
自分とは異なる視点で
わかりやすく優しく繊細な文章で
この技術が取り上げられています。

Thanks IT Media :-)
Thanks @別冊モーターサイクリスト :-)
Thanks Honda :-)

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8 Comments

TAKA  

ニュースで観て、気になってました。

女性スタッフの後について行くところ、
ペットみたいですね。
微速走行用のモーター搭載?

2017/01/07 (Sat) 14:53 | REPLY |   

のらきむ  

コレは素晴らしい!
NC750ベースであることから
車体側の変更点も少なくて済み、
それぞれの機能は独立して採用することも
可能ではないかと思えるところも
またいいですね。
(フロントハブインモーターだけ採用のAWD-HVバイクとか)

それにしても自力してついてくるバイクってカワイイw

2017/01/07 (Sat) 22:23 | REPLY |   

迷走  

>TAKAさん

>微速走行用のモーター搭載?……

F.ホイールハブがいかにも
その存在をアピールしていますよね。
他サイトではタチゴケしない……表記も
見受けられましたが、
実際に様々な力が加わった時に、
どれほどの復元力や反応速度があるのか
非常に気になるところですね。
続報や詳細を待ちましょう。



>のらきむさん

ステアリングが左右に切れるのは
モーターでコントロール?してるのでしょうか。
ハブインモーターでAWD-HV……、
面白そうな展開が予想できますね。
いままでAWDとするには複雑な機構が必要でしたから、
はるかにシンプルにシステムを構築できそうです。

気になるのはテレレバー風の機構で、
フロントの車高も大幅に変化しています。
この機構の採用理由や、
この機構の使用用途の拡大や
未来の可能性についても楽しみなところです。

2017/01/08 (Sun) 22:10 | EDIT | REPLY |   

樹生和人  

ASIMOの膝か

迷走さん、こんにちは。
とても面白く、すごい技術だと思って、動画を何度も見ています。
フロントは、通常のトップブリッジのクランプの上部にあるシャフト(P)の部分が支点となって、アンダーブラケット部にあたるところをリンクを介してモーターで動かしているようですね。
動画ではこれを最大限寝かした状態で人が乗ったり、人についてきたりの自動操舵をしているようです。確かにキャスターが寝ていた方がハンドルを切ることによって車体を起こしたり倒したりする方向への入力が大きくなりますから、バランスを取らせるには有効な設定です。
おそらくFフォーク内には普通のスプリングとダンパーがあって、通常のテレスコピックサスになっているのではないでしょうか。
つまりフロントのリンク部分は、ASIMOの「膝」の役割をしていて、この屈伸と左右ステアのバランスを合わせれば、相当高い静止状態での姿勢制御能力を発揮できるのではないかと思います。
しかし、実際に人が載って、バランスが変わるところを瞬時にセンサーでキャッチし、もっとも有効なバランス取りの方法を判断してリアルタイムで制御するのは、至難の業だと思います。
センサー技術がものすごい進歩を遂げているのだということと、バイクの動的なバランスについてホンダはほぼ解明しきっているのではないかというそんな気もします。

いや、まったくの見当はずれかも知れませんが、
この技術の詳細、とてもきになるところです。

2017/01/08 (Sun) 22:48 | EDIT | REPLY |   

樹生和人  

すみません…><

すみません、樹生です。
上のコメント、「シャフト(P)の部分」の(P)が意味不明ですよね。
(p)でなく、(?)でした。
トップブリッジ上のボルトの頭のようなものが見えている部分が、ホントの意味でのトップブリッジで、ステアリングヘッドにつながっているのではないか(?)と、考えたんです。
表現他にもぐだぐだですみません。(><)

2017/01/09 (Mon) 06:42 | EDIT | REPLY |   

迷走  

樹生さん、こんにちは。

ムラタセイサク君を初めて見た時も
ビックリしましたが、
HONDA Riding Assistの驚きは
ソレを軽く越えています。
何と言っても車重の大きさが桁違いだからです。
樹生さんの繊細な観察とご指摘は見当違いなどではなく、
ほぼその通りだと私も思います。
(?)の位置がトップブリッジであるのも、
テレレバー車に乗っていた身としては
わかりやすい話です。

この技術の詳細、本当におおいに気になりますよね。
私も繰り返し繰り返し動画を再生してみました。
それで気づいたことのひとつは
このプロトモデル?に関しては
フロントも、そしてもしかしたら
リヤサスもリジッド(=固定されていて動かない)
に設定されているのでは無いか?と言う
可能性です。
インナーチューブ上端と
トリプルクランプ下端までの距離も
あまりに短く、まるで動くことを
考えていないようにも見えます。

人が跨ったりバランスを取っている状態や、
バイクのフロント周りのジオメトリーが
リンクで変化してゆくところ、
そしてバイクが女性の後を追いかけて一時停止、
左右を確認するシーンなどで、
フロントもリアサスも全く
動いている様子が見受けられないからです。
勿論、バイクが静止状態だったり、
低速域故そう見えるだけかもしれません。
ですが、実際にサスが動いてしまうと、
リジッドであるより、
より複雑な制御やプログラミングが
必要となることは容易に想像がつきます。

自立する、立ちごけしにくいバイクは
おおいに魅力的です。
この技術にも最大限の賛辞を惜しみません。
ですが、個人的にグッと来た理由のひとつは、
フロントのジオメトリー可変機構です。
このアイデアを発展させれば、
リアサスのピポッド位置可変機構も
実現可能なのでは無いかと思うのです。
すると、自立まではしなくても
停車時は低車高、
走り出すと元の車高的な構造も
構築可能なのかな……等と考えました。

さらに突き詰めると、
コーナーの進入時から立ち上がりにかけて、
ジオメトリー可変機構が働いて
常に最適なジオメトリーを算出しつつ、
理想的なコーナリングが可能とか
面白いなと思いました。
そんなモーターサイクルが
乗って面白いかどうかはともかく、
クルマではAWD他、様々なサスペンションや
トルクベクタリング等、
理想のコーナリングを追及するための
様々なアイデアが存在するのに、
いままで2輪ではそうした機構や
新たなチャレンジが少なかったように思います。

それは既存のシンプルな構造であっても、
無限にも思えるライディングの可能性や
楽しさ面白さを秘めている乗り物故、
そうしたデバイスは必要ないと言えば、
果たしてその通りでもあるのですが……。

ところでソースはどこか示せと言われると
困るのですが、

>バイクの動的なバランスについて
>ホンダはほぼ解明しきっている……

……と言うのも頷ける話で、
信頼できる筋の話では
そうした情報について可能な限り
数値化を進めていると聞きました。
例えばライダーのインプレッションは
非常に重要ですが、
なぜそうしたフィーリイングが得られるのか?
曖昧で本来はデータ化が難しいと
考えられていた分野まで踏み込み、
細かくデータ=数値としても突き詰め
詳細を分析していると言うような話です。

ことの真相はどうあれ、
たぶん自分では乗ることが出来ないかもしれない
未来のモーターサイクルの姿が、
例え朧げでも想像できたら
いちファンとして夢のある話なのかなと思います。
なんだかまとまりの無い
とりとめない文章になってしまって
こちらこそ申し訳ありません。


2017/01/09 (Mon) 07:20 | EDIT | REPLY |   

樹生和人  

ハイ・アクティヴ・サス

迷走さん、ありがとうございます。
とても刺激的なお話です。

……確かに!
迷走さんおっしゃる通り、サスは前後ともリジットのようです。
おお、そこに気づきませんでした……!!むむ。
やはりサスが動くと係数が増えすぎるのでしょうか。

原理さえ掴んでしまえば、あとはセンサーの精度を上げ、
(何処にどんなセンサーを何個付けるかも大変ですけど)
車体への入力ユニット(モーターや油圧装置など)の
小型化、高速化、精密化が進めば、(それが大変なんですが)
たとえばバンク中の転倒の危険性をかなり軽減できて、
しかも、ライダーにはその介入をほとんど気づかせない
くらいのものになるかもしれません。

また、迷走さんおっしゃるような、
ハイ・アクティヴ・サスペンションのようなものも
実現していくのかもしれませんね。

センサー技術も、ジャイロを使わず、
人間の内耳のようなものになっていくかもしれません。
逆にそうなれば、医療技術としても使えるわけで…。

…いやいや、妄想の暴走はこれくらいにしておきます。

それにしても、久々に興奮した新技術でした。
コメント何度も、失礼いたしました。

2017/01/09 (Mon) 14:35 | EDIT | REPLY |   

迷走  

リジッドではありませんでした……

樹生さん、また新たな可能性や
先見性を秘めたコメントありがとうございます。
いろいろ興味深いところです。

HONDAが新たな動画を公開してくれたおかげで、
サスがショートストロークで
キツメの減衰が効いてはいても、
決してリジッドではないことがわかりました。
今回のバージョンでは走行状態も披露されていて
非常に興味深い内容となっています。

樹生さんはじめ拙ログに
コメントいただける方は、
皆さん博識で何よりもバイク好きであるため、
嬉しくはあっても迷惑でもなんでもありません。
これからもよろしくお願いします。



2017/01/09 (Mon) 17:58 | EDIT | REPLY |   

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