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Monster 696 ベストポジションの探究 Part 01 AELLAライディングステップ装着

MONSTER 696のステップ位置、高さはともかく後ろ過ぎます。ですがそれ以上に問題なのはノーマルステップの形状が悪すぎて滑って滑って仕方がないことです。

20150128_135ip5s.jpg

最初は自分の履いているレーシングブーツの底と相性が悪いのかと考えました。ですがブーツをツーリングタイプに変えても、異様に滑ります。ハッキリ言って怖くてこれではまともに乗れません。写真下がノーマルステップです。一見そんなに滑りやすそうには見えませんが、コレが信じられないくらい滑りやすく、納車直後に走り始めてすぐに交換したくなりました。

201503_208_nstep.jpg

実は納車前からこの事は予測できていたので、様々な製品を比較検討していました。その結果、DUCATIカスタムとしては定番ではありますがAELLAのライディングステップに変更する事にしました。もしかしたらどこのメーカー製品でもそうかもしれませんが、AELLA製品の良い点のひとつは・・・・・・、

アルミ製品(ステップ・ハンドルなど)のアフターケアについて補修部品としてボルト1本よりお買い求めいただけるため、半永久的に修復が可能です。

・・・・・・とWebページでしっかり謳ってくれているトコロです。またMONSTER系のステップはスイングアームのピポッドシャフトがステッププレートを貫通する構造になっているのですが、そこにベアリングを組み込んでくれている点もポイント高かったです。実際に製品が手元に届いて驚いたのは、表から見えないステッププレート裏側の肉抜き加工(写真下・クリックで拡大)です。

201503_AELLA_RS_L1010007p.jpg

うわぁスゲェ・・・・・・と驚くと同時に若干の不安も兆しました。と言うのも、極端に軽量化されたステップを装着した際に、ステッププレートやペダル類の剛性不足を感じてライディング中に不安を憶えた経験が過去にあったからです。ところが実際に装着してみると、そんな気配は微塵もありません。吟味の上で厳選されたアルミ素材と仕上げ処理(アルマイト加工は錆対策?)施されているようです。このライディングステップは4つのステップ位置を選択可能なのですが、現在は最も後ろ、最も高い位置に設定(それでもノーマル位置よりは前方)してあります。あと参考数値ですがMONSTER 696のノーマルステップ重量約3.2㎏に対し、AELLA製のライディングステップ(ショートステップバーに交換してあります)は約1.2㎏なので、ステップのみで約2㎏もの軽量化を達成しました。

Thanks AELLA :-)
Special Thanks OZAWA R&D :-)

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2 Comments

ゴトウ  

良さそうですね、AELLAのステップ。

私の愛車1991 TZR250Rではノーマルの可倒式ステップバーでは切り返しでレーシングブーツの底にステップがくっついて(と表現すれば良いのでしょうか?)きてヒヤリとした経験があり、バーのみリアルバランス製の固定式に変更したところ、操作性と安心感がUPしました。

今はコワース製のバックステップを装着しているのですが、
・ステップバーが長く、大きすぎる
・ヒールガードが存在しないためホールドが甘くなり、ブーツの踵がチェーンラインに接触する恐れがある
・ポジションが後ろ&高すぎるため、膝が窮屈
・剛性不足で、しなる

等で、費用をかけた割にはイマイチです。
現代のSSマシンはポジションを選択可能な社外品がいくつもあってうらやましいですね。

どこかのショーでMotoGPマシンにまたがった際、そのステップのつくりと収まりの良さ(極力車体の外側に出ないようになっている)、足裏に伝わるグリップ感はすばらしいですね。

リアブレーキペダルの戻りを促進するため、未だにゴムチューブを使っているのには驚きでしたが。

2015/05/31 (Sun) 11:52 | REPLY |   

迷走  

ゴトウさん、こんにちは、コメントありがとうございます。
私も92年式TZR250Rに乗っていた……

http://meisourider.blog134.fc2.com/blog-entry-1917.html

ので、おっしゃりたいことがよく理解できます。
アレはアレで非常に嫌でした。
ライディングにとって重要なステップまわりに不満があると
やりきれないと言うか納得いきませんよね。

AELLAのステップはノーマルよりほんの少しではあるものの
内側に追い込まれていますし、プレートのタワミ等感じません。
ですが、敢えてプレートのタワミを残した製品や、
そうしたライディング感覚が好きなプロ選手もいるそうです。
何より安心なのはペダル類の操作感が
カッチリしていて不安なく行えることです。
またコーナーイン側の足の収まりも申し分ないです。
現在、シート高を変更しながら相性を探っているのですが、
イチバン高い=路面から離れたポジションにしても、
トップ写真にある右側ブレーキペダルを擦ってしまう事と、
ヒールプレートが若干小さく、
私のライディングだとブーツの踵がスイングアームと
接触してしまう点のみ困っていますが、
いずれも対策を考慮中で何とかなりそうです。

私がまたがる事が出来た最初のGPマシンは
'91年型か'92年型のYZR500、レイニー選手のマシンなのですが、
何が驚くと言ってそのポジションのシックリさ加減と、
タンクからステップへかけてのホールド感の巧みさに
驚愕したことをいまでも鮮明に憶えています。
ゴムバンド、ある種の伝統かと……w

2015/05/31 (Sun) 14:45 | EDIT | REPLY |   

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