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2015 MotoGPMICHELINタイヤテスト5・アラゴン

前回、2015MotoGP第11戦チェコGP終了後の翌日ブルノサーキットで行われるはずだったMICHELINのタイヤテスト、雨のために中止となったため、第14戦アラゴンGP決勝日翌日にあらためてドライコンディション下でMotoGPのレギュラーライダー達がテストを行いました。

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テストに参加したのは、バレンティーノ・ロッシ選手、ブラドリー・スミス選手、ポル・エスパルガロ選手、マルク・マルケス選手、ダニ・ペドロサ選手、カル・クラッチロー選手、スコット・レディング選手、ジャック・ミラー選手、アンドレア・ドビツィオーソ選手、ダニロ・ペトルッチ選手、アレイシ・エスパルガロ選手、アルバロ・バウティスタ選手、ステファン・ブラドル選手等13選手、ホルヘ君はチャンピオンシップを睨んで、テストを欠席しています。SPEEDWEEKによると、ヴァレンティーノ・ロッシ選手はターン2で転倒したものの、幸いなことに大きな怪我は追わなかったそうです。ヴァレンティーノ・ロッシ選手も現在ランキングトップでチャンピオン争いの真っ最中ですから、リスクを冒してMICHELINタイヤテストに参加しているのが、疑問に思えます。それだけ来季2016年シーズンのタイヤの理解を少しでもすすめ、またオーダーしたい部分があればMICHELINにデータをフィードバックして、改善を望みたかったのかもしれません。なんにせよ、大した怪我が無くて何よりです。

MotoGP.comによると、ミシュランのテクニカルディレクター・ニコラス・グベール氏は以下のように語ったそうです。

「我々にとって(アラゴンは)初めてのトラックです。ミサノテストで投入したタイヤを準備しました。フロントタイヤの新たなオプションと3種類のリアタイヤを持ち込み、異なるコンディションの中で、グッドなパフォーマンスとグッドなコンシステンシにおいて、そのグッドな妥協点を追求します。」
「プロフィールは、ほぼ固定されたと言えるでしょう。それはリアの主要なコンパウンドのことで、コンディションとトラックレイアウトに適応するように、異なるコンパウンドを試しました。フロントに関しては、構造が違う2つの異なるコンパウンドを持ち込みました。より優れたフロントタイヤを追求しています。まだ幾つかの細かいことを改善する必要があります」

MotoGPライダー達からの言葉も、ラップタイムも非公開なので、正直不安が無いと言えばうそになります。次回のMICHELINタイヤテストはバレンシアでの最終戦終了後に、リカルド・トルモで開催される予定です。BRIDGESTONEの契約内容は不明ですが、もしかするとこのこのテストからラップタイムやタイヤの耐久性、またライダーのフィーリングなどが明らかにされるかもしれません。

Thanks MotoGP.com :-)
Thanks SPEEDWEEK :-)

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